投資信託を目的別に、インデックスファンドかバランス型か、ある程度絞ったら、いくつもある似たような投資信託の中から、何を基準に選べば良いのでしょうか?
今回は、とりあえずインデックスファンドを購入する際に選ぶポイントを考えてみましょう。
インデックスファンドは、ある市場全体に投資をするイメージの投資信託です。
たとえばTOPIX連動型なら、東京証券取引所に上場してる株式を広く網羅しているTOPIXという東証株価指数に連動しています。
また、世界の株式に投資しているオールカントリー型、s&p500は、その80%がアメリカ株式の時価総額を占めているので、アメリカ株式市場に連動しています。
このようにどの市場に連動いているファンドなのかを選定します。
私のおススメは、上記3つに分散投資です。
今は、ネット証券なら月々100円から積立可能ですから、リスク分散もし易いですよね。
アメリカ株式市場は、世界の有数企業が上場していますし、日本人なら、自国の市場にも投資しておいた方が良いでしょう。
また、オールカントリー型は、世界の株式に投資していますので、究極の分散投資と言えるのではないでしょうか。
そして、次に重要なのが、手数料です。
同じような投資信託でも良くみると手数料が違うのです。
大きく分けて、販売手数料、信託報酬、信託財産留保額の3つがあります。
一番重要視したいのは、販売手数料と信託報酬です。
販売手数料は、購入の度にかかる手数料ですので、積立をしている間、毎回購入する度に発生します。
また、信託報酬は、保有している間、ずっと発生する費用です。
この二つは、積立投資をしている間、ずっと発生し続けますので、わずかな%に見えても10~20年積み立てていると意外に大きくなってしまいます。
ですから、この二つの手数料ができるだけ低い投資信託を選んでください。