危機の時代

速読・読書法投資・お金系書籍書評

著者:ジム・ロジャーズ

2020年5月発行

著者は、アメリカ生まれの世界的に有名な投資家であるジム・ロジャーズです。

実は、今回ジム・ロジャーズの著書を始めて読みました。

こういう方の本というのは、本質的な事が書いてあることが多く、小手先の話は、ほとんどないので、真剣に勉強する気のある人でなければ、とっつき難い面もあるので、今まで、ちょっと敬遠してきましたが、ブログ開設を機に真面目に勉強してみる気になったので、今回手に取ってみました。

著書の中で、ジムは、目の前に迫る危機について言及。

それに照らし合わせるように、過去の危機について述べています。

実際、歴史は繰り返すの言葉通り、本質的には、同じ事が繰り返される事が多いので、歴史好きのジムにとっては、理解しやすい話なのでしょう。

もちろん、危機の乗り越え方についても言及しています。

その後は、自身の投資に対する考え方や、哲学などについて語られています。

未来の話については、信じるか信じないかは、読者自身が判断するべき話ですが、参考にすることは、良い事だと思います。

投資家になる上で、実際に成功している投資家の考え方を学べる良い本だと思いますが、途中からは、とりとめのない感のある内容になっていくので、もう少し話をまとめて欲しかったのが感想です。

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