SVB破綻

時事ネタ

世間では、シリコンバレー銀行の破綻が話題になっていますね。

この影響で、銀行株を中心に株価が下落し、各種インデックスファンドも影響を受けて下落しています。

銀行株だけでなく、その他も影響を受けるのは、起きた事件の内容をよく調べず、とにかくリスク資産である株を一時的に売却して、資産を安全資産に回す動きが出てしまっているからです。

実際、国債市場では、国債が買われる動きが出ており、金利が低下しています。

また、円高の動きも安全資産への動きです。

何が起きたかという話は、いろんなサイトに詳しく掲載されていますので、ここからは積立投資家としては、どうすれば良いかという話をしてみます。

どうするかという話をすると言いながら、結論は、何もしないという事になります。

ニュースなどを見て、ある程度情報収集はしますが、結論は何もしません。

銀行から毎月、自動で引き落とされた資金で、積み立てられて行くのをチェックするだけです。

むしろこういう株価が下落してくれた時は、同じ資金でいつも以上に買えるなぁという程度。

ただ、積立はじめたばかりだと、こういう状況下では、間違いなく元本割れ状態になります。

実際、私も一年ちょっとしか積立期間が経過していない銘柄は、ほとんど元本割れしています。

でも、間違っても売却してはいけません。

こういう暴落を経験する度に、平均取得単価が下がるのがドルコスト平均法を実践する積立投資の良いところなんです。

平均取得単価が下がれば、暴落にも強くなり、元本割れしにくくなってきますし、暴落時を潜り抜けると次に上昇を始めた時には、安くたくさん買った分だけ、上昇幅も大きくなります。

こうやって、時間がリスクをヘッジし、リターンを大きくしてくれるんです。

積立開始したばかりの方は、動揺せずにむしろ価格のチェックをやめて積立投資をしていることを一度忘れてください。

世間の景気が戻ってきた頃にチェックすると積立投資の威力を実感する事ができます。

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