著者:頭木弘樹
人は、時に絶望する時があります。
また、絶望する時は、瞬間ではなく期間。
一度、絶望してしまうと、人は戻ってくるのに一定期間を要する。
また、絶望の淵から救ってくれたのは、この一冊ということもある。
絶望したときに読書などする気になるのかという議論もあるかと思いますが、人は絶望している時は孤独になっている事もあり、でも何かに救いを求めているものです。
そんな時にふと目に留まった一冊に救いを求めて読みふける事もあるのです。
でも、その本が必ずしもポジティブな本であるとは限りません。
絶望した自分に寄り添ってくれる本がむしろ自分の救いになる事もある。
また、現実の中に真実があるとは限らない。
物語の中にこそ真実があることもあるのです。
そんな絶望に寄り添ってくれる書籍を本書では紹介してくれます。
興味深いのは、絶望の時に読んではいけない本も紹介してれる事です。
著者には、そんな意図はなくてもより落ち込んでしまうこともあるのですね。
気になったらぜひ読んでみてはどうでしょうか?
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