私の速読トレーニング

読書・速読

私の教えるオンライン速読講座のトレーニング内容について、書いてみます。

まずは眼筋トレーニング。

こちらは、知ってる方もいる通り、目を動かして、眼筋のストレッチをしながら、脳を活性化させるために行います。

よく速読をするために速くを視線を動かさなければならないから眼筋トレーニングが必要というような事を言う人がいますが、私の講座では、あくまで眼筋トレーニングは、脳トレです。

ですから、眼筋は、やった方が良いけど必須ではありません。

目の病気などで、眼筋トレーニングができない人もいらっしゃいますが、私の講座は、できない人は、他のトレーニングを増やしてカバーします。

私が教える速読では、視線は、あまり激しくは動かなくなっていきます。

次に視野を拡大するトレーニング。

人間の視線は、中心に能動視野、その周りに受動視野があります。

トレーニングでは、受動視野を広げるトレーニングをする事によって、中心の能動視野も広がるようなトレーニングをします。

これによって、より広い範囲を認識できるようになります。

そして、次は高速になれるトレーニング。

こちらは、最初は、目で追えないレベルのスピードで文字が流れている画面を見続けます。

どちらかというと眺めているに近いでしょうか。

これによって、高速になれて、脳の可塑性を引き出しつつ、なぞり読みの癖をとります。

あまりのスピードに脳が読むのをあきらめます。

そこからが私のトレーニングの醍醐味。

高速に流れる文字を眺めて、可塑性を引き出して、汎化作用を促します。

読書スピードが一分一万文字を超えてきたら、今度は、少しスピードを落として、理解度を高めるトレーニングに移行します。

そして、ある程度スピードを保ったまま、内容理解度を高めるトレーニング兼アウトプットトレーニングに入って、講座が一通りです。

基本的にやり方さえ間違わなければ、誰でもそれなりの段階までは行けます。

もちろん、上達スピードとどのレベルまで行けるかは、個人差があります。

前半の可塑性と汎化作用を高めるトレーニングは、WEB上で動作するアプリを用いるので、ご自宅で、都合の良い時間に行う事が可能です。

その他、ZOOMを用いて、理論的な話やアプリの使用方法。

後半のアウトプットトレーニングのコツなどの講義や質問タイムを主としたコンサルなどを行っています。

アプリを使ってのトレーニングが主ですので、アプリさえあれば良いと考える人もいるかもしれませんが、実はそこが落とし穴なのです。

速読トレーニングは、一人でやると続かないのです。

必ず、途中でこれで良いのだろうか?という疑念に囚われます。

それは、速読の効果というのは、計測をしないと実感する事が難しいからです。

また、感覚で理解をしなければならない話も多く、実践者との対話がなければ疑心暗鬼に大抵陥って、途中でトレーニングをやめてしまうのです。

実践者と一緒に感覚を共有するからこそ、トレーニングを継続するモチベーションが保てるのです。

速読を習得しようと思ったら、まずは、誰に習うのかを決めた方が良いと思います。

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