著者:ジョンCボーグル
長期投資において、インデックス投資の有用性やその選び方について言及した一冊です。
様々な側面から、数字を用いてインデックス投資の優位性について解説されています。
また、本書でも投資先を選ぶ際の手数料や税金、分配金が再投資されるかなど、今では当たり前な話について言及されています。
今でこそ、日本でも積立NISAのおかげか、インデックスファンドへの投資の有効性について気づいていますが、やはりアメリカの投資会社は、もっと以前からわかってたんですよね。
やっぱり、勝間さんも読書本でおしゃってましたが、翻訳本も読まないとですね。
インデックスファンドに長期期間勝ち続けるアクティブファンドは、皆無に近いので、投資に労力を割きたくはないけど、投資はやりたいという方は、インデックスファンドへの投資が一番良いですよね。
もちろん長期保有が大原則ですが。
本書では、株式系と債券系の割合についても言及しています。
引退に近づくほどに債券の比率を上げていく事を推奨しています。
それでも50%までですが。
インデクスファンドへの投資の原理原則はそれほど多くないので、どの本にも結論は同じようなことが書かれています。
アプローチが違うだけ。
ただ、それだけインデックスファンドへの投資は、単純明快という事ではないでしょうか。
インデックスファンドについての書籍を読んだことがない人は、一度読んでみてはどうでしょうか?
リンク