手堅く資産管理なら債券投資

手堅く資産管理なら債券投資

手堅く資産管理をするなら国債などの債券投資です。

債券投資は、手堅く投資をしたい人向けです。

債券投資とは、政府や地方公共団体、会社などが発行する債券を購入し、償還期間まで、利息を受取り償還期間がきたら元本が戻ってくる仕組みになっています。

 

債券を購入する際に、利益計算が簡単にできるのが、メリットですが、債券を発行している政府が財政破綻をしたり、会社の経営状況が大きく悪化した場合には、元本が戻ってこないリスクもあります。

債券投資のメリット

債券投資の一番のメリットは、受け取る利息がきまっており、また償還時期がくれば元本が戻ってくるので、購入する段階で、利益の計算ができるという事です。

 

資金を投入する段階で、受け取れる利益が分かる投資は、他にはないかと思います。

 

二つの目のメリットは、債券の発行者の信用度や償還までの期間によって様々な条件の債券がある中で、自分にあった債券を選べる。

 

三つ目は、償還時期が来なくても売却する事ができます。

 

但し、この場合は、売却価格が債券の購入価格を上回る場合もあれば下回る場合もあります。

 

四つ目は、信用度の高い(格付けの高い)債券であれば他の投資と比べて比較的リスクの小さな投資といえます。

債券投資のリスク

債券投資の一つ目のリスクは、償還期限の前に売却する場合に売却価格が購入価格を下回り、損失が出てしまう事があります。

 

ただ、損失が出る場合は、売却せず、償還期限までもっていれば良いのですが。

 

 二つ目のリスクは、債券を発行した会社や公共団体などの財政が悪化した場合に、元本や利子の支払不能状態になってしまう事があったり、信用度(格付け)が下がって、売却ができなくなる事があります。

 

 三つ目のリスクは、海外の債券を円建てで購入していた場合に、為替差損が生じる場合があります。もちろん差益も出る場合もあります。

債券投資の種類

債券投資にも様々種類があります。
ご自身の目的に合わせて選ぶようにしましょう。

 

国債

そのなの通り、国が発行する債券です。
日本を含め、先進国の国債なら信用度が高いので、安全性も高いですが、その分、利率が低い傾向にあります。
信用度が高ければ、それだけで人気が高いですから、利率が低くても購入されるのです。
逆に、新興国債券の場合は、デフォルトリスクが先進国より高いので、購入してもらうために利率が高くなってい傾向にあります。
デフォルトされてしまうと元本が返金されなくなりますので、利率が高いということは、それなりのリスクもあるという事です。
また、外国債券の場合は、当然為替リスクがついて回るので注意が必要です。

 

地方債

国が発行する債券が国債であり、地方公共団体が発行する債券を地方債と呼びます。
日本国内に限っていえば、国債の次に信用は高いですが、購入単位が大きいので、少額積み立てには向いていないかもしれません。

 

社債

社債は、企業が発行する債券です。
企業が、金融機関ではなく、一般投資家から資金を集めるために発行される借用証書といえばイメージが付きやすいでしょうか。
株と違って、購入者に対して、元本の返済義務が発生します。
また、企業の信用度に応じて、利率がきまっています。

債券投資まとめ

債券投資、特に日本国債は、手堅く投資したい。資産を守りながらリターンが低くても投資したい人に向いています。
ただ、1万円からでも購入はできますが、募集期間を確認しながらの購入になるので、積み立てるには少々面倒かもしれません。
貯金より高い利率で、少しだけリスクをとれる人は、国債がおすすめです。