積立nisaに興味を持っている人の中には「始めるタイミングでおすすめはあるのか?」と思っている人もいるでしょう。
しかし結論から言ってしまうと、始めるタイミングが早ければ早いほど有利であることは間違いありません。
実は2022年現在、NISAは2024年を境に制度内容が少し変更されます。
一般NISAの場合、制度設計が大きく変わります。
一方積立nisaの場合、2024年以降も2022年現在の制度がそのまま引き続き適用されます。
しかしそれでも早めに始めるのがおすすめです。
積立nisaの場合、最長20年間非課税枠が適用されます。
期間が長い分、早めに始めたほうがフルにこの非課税枠を活用できる可能性が高いです。
もしかしたら今後積立nisaが廃止される可能性もないとは言い切れません。
ちなみに2022年現在、積立nisaの口座開設可能期間は2042年までとなっています。
今後延長される可能性もありますが、ずるずる先延ばしにしているといざ積立nisaを開設しようと思ってもすでに時間切れになっているかもしれません。
ちなみに投資の先進国の一つに、アメリカがあります。
アメリカでは古くから個人投資家が積極的に資産運用をしていました。
アメリカの格言として「投資のスタートは早い方がいい」というものがあります。
早めに投資を始めると長期的な運用ができ、投資による儲けをさらにマーケットに捻出することで複利効果も期待できます。
投資に興味があり、そのための資金が十分あれば「思い立ったが吉日」です。
積立nisaを始めようと思ったら、市場が下落状況になったという場合もあるでしょう。
下落タイミングで積立nisaを始めると損してしまうのではないかと考えがちです。
しかし積立nisaの場合、市場が高騰しているか、下落しているかはあまり深く考える必要はありません。
積立nisaは毎月定額の買い付けを行うことで、購買単価を均す仕組みになっているからです。
また積立nisaは最長20年という長期の運用期間になります。
これだけの期間運用を続けていれば、市場が上昇することもあれば下落することもあります。
積立nisaは下落時に強い金融商品といわれています。
値動きに関係なく買い付けを続けるスタイルだからです。
暴落タイミングで購入することもあれば、上昇タイミングで購入することもあり、時間の分散によってリスク軽減できるわけです。