積立nisaでどんな銘柄を選べるかという選択肢は、金融機関ごとに異なります。
全てのファンドは、金融庁が認可した安全な銘柄ばかりですが、その数は多く、金融機関によっては100種類以上の投資信託商品の中から、投資家が自由に選んで積立nisaとして投資することが可能です。
既に特定のファンドに注目している人なら、銘柄選びで迷うことはないでしょう。
しかし、これから初めて投資を開始する人や、投資商品の違いや選び方が分からない人にとっては、選択肢が多すぎるのも困りものです。
積立nisaの銘柄は、どんな選び方をするのが良いのでしょうか。
積立nisaの銘柄を選ぶ際には、積立nisaに何を求めるかによって決めるのがおすすめです。
最長20年間は投資額と利益が非課税になるという特典は、全ての積立nisaに共通しています。
しかし、銘柄によって利回りは異なりますし、運用にかかる手数料も違います。
また、銘柄の中には国内銘柄もあれば海外銘柄もあり、どんな銘柄へ投資したいかという投資家の希望によっても、選び方は変わるでしょう。
例えば、積立nisaで大きな利回りを期待するなら、アクティブファンドと呼ばれる銘柄を選ぶのがおすすめです。
これは、平均的な利回りよりも高い利回りが期待できる銘柄ばかりが厳選されているファンドで、ファンドマネージャーのスキルによって大きな影響を受けるという特徴があります。
ハイリターンが期待できる一方で、リスクの面でもハイリスクなので、アクティブファンドを選ぶ際には、メリットとデメリットをきちんと理解したうえで選ぶことをおすすめします。
積立nisaの運用には、運用手数料がかかります。
いくらかかるかは銘柄や金融機関ごとに異なりますが、銘柄の選び方次第では、運用コストを節約することも可能です。
特に、少額で積立nisaを始めたい人は、できるだけ手数料が利益を圧迫しないように、手数料重視の選び方が良いかもしれません。
手数料の節約においては、購入時に手数料が発生しないノーロードタイプの銘柄がおすすめです。
ノーロードでなくてもインデックスファンドなら、全般的に手数料が低めに抑えられています。
また、積立nisaの銘柄には、国際銘柄への投資をしているファンドもあります。
国際銘柄は国内銘柄よりもハイリターンが期待できるものが多いのが魅力です。
長期的に積立nisaを続けるなら、国際銘柄が含まれているファンドを選ぶのも、積立nisaが楽しくなる秘訣かもしれません。