投資信託には、いくつかの種類があります。
ベンチマーク程度のリターンを目指すものはインデックスファンドと呼ばれていますが、ベンチマーク以上のハイリターンを目指すものは、アクティブファンドと呼ばれています。
アクティブファンドはハイリターンである一方で、ハイリスクでもあり、その点で初心者にはあまりおすすめではありません。
また、ハイリターンなアクティブファンドは、一般的に運用手数料がインデックスファンドよりも割高なことが多く、少額で投資をする人にとっては、投資によって出した利益が手数料によって目減りするというデメリットがあります。
かかる手数料という点では割高感があるものの、ハイリターンという魅力に挑戦してみたいという投資家は、少なくないでしょう。
初心者でもアクティブファンドを購入したい場合には、どんな点に注意すれば良いのでしょうか?
1つ目にチェックしたいポイントは、過去のパフォーマンスを確認した上でファンドを選ぶという点です。
過去のパフォーマンスが良ければ、これからのパフォーマンスも良さそうだと予想できます。
また、たくさんの投資家が投資しているファンドなら、信頼度も高まるでしょう。
2つ目にチェックしたいポイントは、運用手数料です。
運用手数料はインデックスファンドよりも高い傾向にありますが、アクティブファンドの中でも高めのものもあれば、低めのものもあります。
どのぐらいの運用手数料が発生するのかを理解したうえで投資するようにしてください。
3つ目にチェックしたいポイントは、どんな銘柄が厳選されているのかという点です。
投資についてあまり詳しくない人にとっては、銘柄を見てもその差が分からなかったり、どんな業界や分野から選ばれた銘柄なのかもわからないということがあるかもしれません。
しかし、自分なりにリサーチすることによって、そのファンドの特徴が分かってきますし、自身の投資に対するモチベーションも高まるのではないでしょうか。
多くの投資家に人気が高いアクティブファンドの中でも、アメリカの株式ファンドは、初めてアクティブファンドに挑戦する人にもおすすめです。
日本円ではなくドルでの取引となるため、為替変動というリスクがありますが、アメリカの株式銘柄の中でも比較的ローリスクなものを選んでいれば、初心者にとっても安心できるでしょう。
アメリカ以外には、ヨーロッパやカナダなど、欧米の先進国と呼ばれる国の株式ファンドも、比較的安定しているという点でおすすめです。