投資信託でインデックスファンドを選ぶメリットとデメリット

初心者におすすめの投資信託と言えば、インデックスファンドがよく知られています。

 

これは、インデックスという市場変動の指数に合わせて価額が動くように構成されているファンドのことを表します。

 

インデックスと言ってもたくさんの種類があり、日本株式や外国株式のように資産によって分類する方法や、アメリカやヨーロッパのように地域によって分類する方法、そして先進国とか後進国、また個別の国によって分類する方法などがあります。

インデックスファンドの1つ目のメリットは、なんといっても価格変動が市場の動きに連動しているという点です。

 

とてもよく似た動きをするため、市場の動きを把握することで、ファンドの変動も予測しやすくて分かりやすいという魅力があります。

 

2つ目のメリットは、インデックスファンドは複数の分野や業界の銘柄が入っていて、分散投資ができるという点です。

 

特定の銘柄について詳しい知識がなくても、インデックスファンドを選べば複数のファンドがバランスよく含まれていて、それだけで分散投資が可能となります。

 

3つ目のメリットは、インデックスファンドはアクティブファンドと比較すると運用手数料が低いという点があります。

 

少額で投資をしたい人にとっては、これは大きなメリットではないでしょうか。

 

4つ目のメリットは、運用はすべて証券会社がしてくれるので、投資家は基本的にほったらかしでOKという点があります。

 

投資のノウハウやスキルを持たない初心者にとっては、運用はプロが対応してくれるということで、大きな安心感を得られるでしょう。

 

5つ目のメリットは、少額から取引できるという点があります。

 

投資信託は、多くの投資家から投資額を集め、それを使って複数のファンドへ分散投資を行います。

 

1人の投資家の投資額が少なくても問題ないという点が魅力です。

インデックスファンドの1つ目のデメリットは、短期投資には向いていないという点があります。

 

長期運用を前提とした投資モデルなので、短期間でまとまった利益を出したい人にとっては、この点はデメリットと言えるでしょう。

 

2つ目のデメリットは、元本保証ではないという点です。

 

安全志向の投資家にとっては、元本保証でないことは、デメリットかもしれません。

 

しかし、ファンドの選び方や投資期間を慎重にすることで、元本割れのリスクを最小限に抑えることは可能です。