積立nisaはいつまで買える?

積立nisaはいつまで買える?

積立nisaはいつまで買えるのでしょうか?

積立nisaは期間限定の投資商品

積立nisaは、毎年一定額までの非課税枠が適用される積み立て投資で、ファンドを購入した投資分だけでなく、そこから生み出された利益に関しても非課税が適用となります。

 

節税対策としては大きな効果が期待できる優秀な投資商品ですが、いつまで買えるか期間が制限されているという特徴があります。

 

もともと積立nisaは、少額の資本でも大きく資産形成することを目的としてスタートした制度で、2018年にスタートしました。

 

非課税期間となるのは投資をスタートしてから20年間で、この期間内はできるだけ年間40万円というマックスに近い金額を投資することによって、大きな節税効果や複利効果、そして満足度の高い資産形成につながります。

 

それでは、積立nisaはいつまで買えるのでしょうか?

 

口座を開設できる最終期限は2042年末までと設定されています。(2022年10月現在)

 

これは、2042年の後はnisa系の口座を開設できないということで、この期限までに口座を開設すれば、そこから20年間は積み立て型のnisaを非課税枠もそのままで資産形成が可能です。

 

もしも口座開設の期限となる2042年に口座を開設した場合、その投資家が受けられる非課税枠の恩恵が終了するのは、そこから20年後なので2061年末までとなります。

積立nisaは出口戦略が大切

積み立て型のnisaは、非課税枠という大きなメリットが期待できます。

 

だからこそ、長期スパンで資産を形成しようと考えている人は、積極的に活用したいものです。

 

もしも年間40万円の非課税枠をマックスに投資し、それを20年間継続すると、2年後には元本だけでも800万円の資産が非課税枠のnisa口座に形成されることになります。

 

そこに利回りによる利益が上乗せされるため、引き出す際にまとまった金額になるケースは少なくありません。

 

そのため、NISAを使って資産を形成するなら、その後の出口戦略も事前に考えておくことをおすすめします。

 

出口戦略としては、20年という非課税期間が終了する前に、口座内のファンドをすべて売却するという選択肢と、そのまま課税口座へ移行して運用を継続するという選択肢とがあります。

 

非課税期間が終了する前に売却する場合には、利益に対しても税金はかからず、大きな利益をそのまま引き出せるというメリットがあります。

 

引き出さずに運用を続行する場合でも、20年という非課税期間の中で出した利益に対しては、その後に引き出す際にも課税対象とはなりません。

 

この点は覚えておきましょう。

 

すでに大きく形成された資産がさらに大きく成長すると、20年後に課税対象となる利益に対してだけ引き出す際に税金がかかることになります。