積立nisaの受取型と再投資型の違いとは?

積立nisaの受取型と再投資型の違いとは?

積立nisaの受取型と再投資型の違いはどこにあるのでしょうか?メリットはどちらにあるのでしょうか?

一口に積立nisaと言っても、いくつかの異なるタイプがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

 

きちんと商品の特性を理解して選ぶことで、より資産運用を目的に叶ったものとすることができます。

 

そこで、積立nisaの種類で大きく分かれる「受取型」と「再投資型」の2つの違いをチェックしてみましょう。

積立nisaの受取型の特徴とメリット

積立nisaは投資信託を運用するための制度です。

 

投資信託で得られる利益は分配金という形で、投資家に分配されることになります。

 

この分配金をいつ受け取るかという違いで、受取型と再投資型に分けられます。

 

受取型というのは、投資信託で利益が確定したらすぐに入金されるタイプです。

 

商品は通常1か月や3ヶ月、1年といった単位で期間が決まっていますので、その満期が来るたびに分配金が利益として振り込まれるという感覚です。

 

利益をすぐにもらえますので、投資益を生活費に使うなどすぐに活用したい人にはメリットとなります。

 

もしくは、商品を定期的に入れ替えてより利回りの良いところに投資をするスタイルにも合っています。

 

一方で、分配金は収入となりますので、基本的には課税対象となります。

 

ただし、積立nisaの場合は年間枠を超えていなければ、非課税ですので安心です。

再投資型の特徴とメリット

再投資型というのは、上がってくる利益を受け取るのではなく、その分を元本に加えていくのが特徴です。

 

満期ごとに元本が増えていくので、その分さらに投資額が大きくなることを意味します。

 

繰り返し年月を重ねていけば、どんどん資産が増えていくのがメリットで複利効果を狙った投資法です。

 

すぐに利益を得られるわけではありませんが、その分資産運用を効率的に行うのには適した方法です。

 

特に、長期的に投資信託を保有して育てていきたい人に向いています。

 

積立nisaは原則として長期投資をすることによって、徐々に資産を増やしていくことを念頭にしています。

 

もし、受取型と再投資型のどちらにしたら良いか迷っているのであれば、再投資型を選んだ方がこの制度の目的に叶った投資ができます。

 

一方で、投資信託の中でもレバレッジ型などのある程度リスクもリターンも高い商品を購入しているのであれば、短期から中期で買い替えることも多いので受取型を利用するケースも多くなります。

 

このように、どのようなスタイルで投資をするか、どんな商品を選ぶかによって適した型が異なります。