いろいろある投資の種類の中でも、投資信託は気軽に始められるのが特徴です。
リスクが少ないために初心者でも無理なくスタートできるという意味だけでなく、手元の資金が少なくても始めやすい点でも始めやすいと言えます。
実際に、多くの証券会社では最低投資金額をかなり低い基準としていますが、具体的にはいくらから買えるのでしょうか?
投資信託商品の多くは、最低購入金額を1万円としています。
しかし、中には1,000円でも購入できる商品を用意しているケースも多く、特に積立型の商品では月々数千円でも十分な投資ができる仕組みを設けています。
本格的に投資をするのはまだちょっと怖いとか、お小遣い程度のお金しか出せないという人でも、無理なく始められるでしょう。
証券会社によっては、100円から始められる商品も見られます。
こうした超低額の商品では、ポイントを使って投資できることを売りにしているケースが多いです。
投資を始める入り口として、こうしたサービスを使ってみるのも良いでしょう。
実際にいくらから投資信託商品を購入できるかという点については、それぞれの金融機関の商品をチェックしてみてください。
商品の説明の中に、「申し込み単位」もしくは「最低申し込み単位」という欄があります。
そこに記載されている金額が最低金額となります。
注意点としては、1度だけ購入するタイプと、積立投資のように毎月購入を続けるタイプがあることです。
安いのでとりあえず購入してみようと思ったら、毎月の支払いが発生したという勘違いが生じないように、積立タイプかどうかをチェックしましょう。
投資信託はいくらから儲けを出せるのでしょうか?
やはり、投資金額が大きい方が投資効果は大きくなります。
それぞれの商品で利回りは異なりますが、3パーセントから4パーセント程度が多いです。
そうなると、年間で10万円を買い進めても、利益は3,000円から4,000円というところです。
こちらもそれぞれの証券会社や商品によって金額は異なりますが、1パーセント超の手数料率となっていることが多いです。
これを含めれば実質的な利回りはさらに下がってしまいますので、そのことも考えて、投資金額を決めることが重要です。
最初のうちは経験もないので少額からスタートしても良いですが、少しずつ投資金額を増やしていって、利益をきちんと出せるようにしたいものです。