投資信託では、それぞれのファンドが複数の市場から厳選された銘柄で構成されています。
どの市場からどんなタイプを選んでいるかによって、それぞれの信託ファンドには異なる特徴があります。
これらを大きく分類すると、3つのタイプに分けることができます。
これは初心者にオススメのタイプで、国内外の株式市場や債券市場、不動産など幅広い投資市場から複数を厳選して作り上げたファンドです。
分散投資と十点としているため、株式市場の変動から影響を受けづらいというメリットが期待できます。
これは株式市場のインデックス(株価指数)と同じような運用を目指していることが特徴です。
バランスファンドと比較すると、値動きは激しい傾向にあるものの、長期スパンでは価額が上昇するという前提のもとに成立しており、積み立て型にするなどのリスク分散をすることで運用しやすくなるファンドです。
これは投資や市場に精通した機関投資家や、潤沢な資金がある富裕層向けのファンドで、インデックスファンドよりも高いリターンが期待できるという特徴があります。
しかしリターンが高いことによってリスクも当然上がりますし、コスト面もアップする点がデメリットです。
初心者にはオススメではなく、最低必要となる資金も数千万円と高いレベルに設定されているものが多いです。
ファンドを選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえたいものです。
過去の何をチェックすればよいかという点ですが、コスト面を中心にトータルリファンドを調べると良いでしょう。
値上がり益がどのぐらい出ているのか、分配金はどのぐらいあったか、そして運用手数料などによる経費がどのぐらいあり、投資家のもとに還元されたのはいくらかという運用成績を見ると、そのファンドが自身に適しているかどうかが見えてきます。
特に少額の資金で資産形成や資産運用する際には、出した利益が手数料によって目減りしないよう、できるだけ手数料は低く抑えられているものを選ぶと良いでしょう。
購入時にはノーロードタイプのファンドを選ぶことを心掛けたり、定期的に発生する運用手数料が低めのものを選ぶのもおすすめです。
これは、複数の投資家から投入されたファンド全体の資産額のことで、例えば投資家100人が100万円ずつ資金を投資していれば、そのファンドの資金額は1億円となります。
リスク分散という点では、資産総額が高い方が安心です。