積立投資とは何のこと?わかりやすく説明します!

積立投資とは何のこと?わかりやすく説明します!

積立投資とは、どのような投資方法でしょうか?わかりやすく説明します。

積立投資とは―わかりやすく説明します

銀行に預金したままでは資産がほとんど増えない昨今、投資で資産を増やす人が増えています。

 

初心者が投資を始める場合、株で失敗しないか、元本割れして資産が減ってしまうことはないか、といった不安を感じるかもしれません。

 

初心者でも気軽にできる投資方法の1つが積立投資です。

 

積立投資とは何かをわかりやすく言うと、毎日もしくは毎月一定額を株式などに投資して資産を増やす方法で一般的に知られている積立貯金に似ている投資方法です。

 

積立貯金との違いは投資する対象を選べること、市場の動向に合わせて積立額を変更できることなどが挙げられます。

初心者向きと言える理由

なぜ積立による投資方法が初心者に向いているのかというと、少ない金額で投資のスタートが切れるからです。

 

例えば非課税で運用できるつみたてNISAだと、毎月わずか100円から投資できます。

 

100円なら缶コーヒーを買うよりも安い金額ですから、試しに投資してみよう、という人でも気軽に始められます。

 

しかもつみたてNISAなら20年間は非課税で毎年40万円まで投資ができるので、老後資金の確保などにも活用できます。

リスクはないのか

株式投資や投資信託は銀行預金とは違って、元本補償がありません。

 

株が暴落すれば元本割れが生じることがありますし、もし投資先の企業が倒産すると、株は紙切れ同然になってしまい、これまで積み立ててきた資金が0になってしまうことさえあります。

 

他にもインフレや円安といった為替リスクもあるので、必ずしもお金を増やせるわけではありません。

 

それでもなぜ投資をする人が増えているのかというと、リスクを最小限に抑えた投資方法を実践しているからです。

リスクを分散して資産形成

積立による投資の最大の魅力はコツコツ資産を貯められるところにあります。

 

投資はリスクが伴いますが、積立による投資なら、毎月一定額投資に回すことができるので、投資額を平均してみた時に損失が最小限に抑えられます。

 

一定額を投資する方法をドルコスト法と呼びますが、例えば1000円毎月投資した場合、株価が安ければその分だけ多く株が買えますし、株価が高い時には少なく株式を購入します。

 

トータルを平均してみると、損失は抑えられ、プラスに転じることも珍しくありません。

 

世界経済を牽引しているのがアメリカ株と言われていますが、ニューヨークダウ株式市場は開設以来多少の下げはあったものの、結果としては右肩上がりで上昇しています。

 

つまり長期的に投資するのであれば、プラスになる可能性があることを示しています。

 

これを積立による投資に活かせるなら、資産を効率的に増やせるかもしれません。