積立投資信託とは?どんな人に向いているのでしょうか?
少額で積立投資をすると言えば、投資信託をイメージする人が多いのではないでしょうか。
積立投信と呼ばれることも多い積立型の投資信託は、金融機関がファンドの運用をしてくれるため、投資家は市場の動きに敏感になる必要はありませんし、金融機関という投資のプロが事前に厳選したパッケージ化された投資先のグループを、複数の選択肢の中から選べる点が特徴です。
少額の投資でも、複数のファンドへ分散投資されるため、元本がなくなって資産がゼロになってしまったという悲劇が起こるリスクはとても低いのです。
この点で積立型の投資信託は、初心者におすすめの積立投資と言えます。
積立投資の投資先に投資信託を選ぶメリットは、たくさんあります。
デメリットが少ない投資信託ですが、初心者が積立投資で投資信託を選ぶ際には、デメリットについても理解しておくと良いでしょう。
1つ目のデメリットは、手数料がかかるという点です。
運用をプロに任せるため、そのサービス手数料が発生します。
どんな手数料がいくらかかるかという点は、金融機関によって異なりますが、積立投資を始める際にかかる販売手数料を始め、運用手数料や信託財産留保手数料などが挙げられます。
2つ目のデメリットは、ローリスクとは言えど元本の保証はないという点です。
プロが厳選したファンドへ投資し、プロが運用してくれますが、それでも元本保証はされません。
そのため、口座を解約する時期やタイミングによっては、元本割れするリスクもあります。