投資信託を始めたい!購入時手数料はどのぐらいかかる?

投資信託を始めたい!購入時手数料はどのぐらいかかる?

投資信託は購入時手数料は、どれくらいなのでしょうか?投資信託の種類で違うものでしょうか?

投資信託にかかる手数料

投資信託では、ファンドマネージャーが銘柄を厳選したり、資金運用をしてくれます。

 

その対価として、投資家は手数料をファンドマネージャーに支払います。信託の投資をする際にかかる手数料は、大きく分けて3種類あります。

  • 1つ目は、売買信託手数料です。
  •  これは購入時手数料とも呼ばれており、ファンドを購入する際に1度だけかかる手数料です。
     信託する資金に対して0%〜3%がかかるケースが多いです。

     

  • 2つ目は、信託報酬と呼ばれる手数料です。
  •  これは信託を保有している期間中に定期的に発生するもので、年に1度とか決算期ごとなど、ファンドによって異なります。
     かかる金額は、信託した金額に対して0.5%〜3%程度が一般的です。

     

  • 3つ目は、信託財産留保額と呼ばれる手数料です。
  •  これは口座を解約するタイミングで発生します。0%というファンドもありますが、0.3%程度かかるファンドもあります。

購入時手数料を安く抑えるコツ

投資信託商品には、さまざまな種類があり、それぞれかかる手数料が異なります。

 

購入時手数料をできるだけ安く抑えるためには、いくつかのコツを抑えると良いでしょう。

 

  • 1つ目は、ノーロード商品を選ぶという点です。
  •  ノーロードとは、購入時にかかる手数料が0%、つまり全くかからないというファンド銘柄です。
     複数のファンドへ少しずつ投資したい場合には、ノーロードを選ぶことによって購入時手数料を大きく節約できます。

     

  • 2つ目は、手数料がどこにいくらかかるかという点を、複数の銘柄で比較するという点です。
  •  信託投資においては、購入時手数料を含めた手数料は、ファンドマネージャーにとっては利益となるため、完全にゼロ円にはなりません。
     しかし、購入する時に手数料がかかるのか、それとも運用期間中にかかるのか、又は解約する時にかかるのかなど、手数料のかかり方、また資金に対する割合は多種多様です。
     この点を比較することによって、自分の投資スタイルに合ったファンドを見つけることができますし、手数料をできるだけ安く抑えられるファンドと出会うことも可能です。

かかるコストは手数料だけではない

信託投資では、手数料以外に税金というコストもかかります。

 

これは、口座を解約したときに利益が出ている時にのみかかるものですが、税率は20.315%と高いため、利益の額が大きければ、譲渡税額も大きくなってしまいます。

 

この点は常に念頭に入れておきたいものです。