将来のために資産形成を検討している人もいるでしょう。
もしそうであれば、今すぐにでも始めたほうがいいです。
特に20代であれば、少しでも早く始めたほうがいいでしょう。
なぜかというと、今後お金をそれほど自由に使えなくなる恐れがあるからです。
今は独身で自由気ままに過ごしている人でも、これからは結婚や出産、育児、マイホームの購入などが待っているでしょう。
そうなると出費がかさみ、投資にお金を割けなくなる恐れがあります。
まだ自由にお金を使える若いうちから、資産運用を始めるのがおすすめです。
では、具体的にどのようにして資産運用をすればいいのでしょうか。
若い人の中には、資産運用に興味があっても、投資に関する専門知識を持っていない人も多いでしょう。
投資信託であれば、プロのファンドマネージャーが実際の運用を行います。
ですから、素人が運用するよりも結果が出やすいです。
また、投資信託は少額からの投資にも対応しています。
若い人の場合、まだ収入もそんなに多くなく、資金的に余裕のない人もいるでしょう。
そんな人でも、投資信託なら気軽に始められるわけです。
若いうちから積立投資でコツコツ運用したければ、投資信託がおすすめです。
しかし、投資信託といってもいろいろなファンドがあります。
どのような金融商品を使って運用するかで、リスクやリターンも変わってきます。
若いうちから投資信託を購入するのであれば、ハイリスクハイリターンの商品を狙ってもいいでしょう。
たとえ損失を計上しても先が長いので、十分マイナスを取り戻す猶予があるからです。
ハイリスクハイリターンのファンドを購入するのであれば、株式比率の高いものが狙い目です。
リスク分散をするためには日本国内だけでなく、海外の銘柄もまんべんなく購入しているファンドがおすすめです。
「やっぱりできるだけ損は回避したい」という堅実派には、REIT投信をおすすめします。
REITとは、不動産を対象にした金融商品です。
ミドルリスクミドルリターンで、株式と比較して、リスクは少し軽減されます。
最初のうちはリスクを押さえて、コツコツ投資を進めていきたいというのであれば、バランス型ファンドの購入も一考です。
株式やREIT、債券などの金融商品がバランスよくパッケージされた商品です。
このようにどのような投資スタイルにするかで購入すべき金融商品は変わってきます。
まずどのような運用スタイルがいいのか、決めるのが優先です。