積立投資の引き落とし当日に残高不足になった場合はどうなる?

積立投資の引き落とし当日に残高不足になった場合はどうなる?

積立投資している際に、引き落とし日に残高が足りない!さて、どうなってしまうのでしょうか?

残高不足の場合、ファンドの購入は行われない

積立投資では、おそらく毎月決まった日付に、みなさんの普通口座から自動引き落としという形で積み立てていくスタイルをとるはずです。

 

もし決められた期日までに、引き落としをするのに十分な預金が入っていなかった場合、その月のファンドの購入はなしという扱いになるでしょう。

 

ファンドの購入のための資金がない以上、買い増しはできません。

 

では、期日を過ぎてから急遽、不足分の資金を口座に入れれば購入できるかというと、証券会社によって対応は若干異なります。

 

しかし、多くの証券会社では再引き落としを行っていません。

 

ですから、その月のファンド購入はゼロという形になります。

 

もし着実に毎月ファンドを購入して、資産を増やしたいと思っているのであれば、引き落とし日までに必要な金額を入金しておきましょう。

 

証券会社によっては、ファンドの購入が可能な場合もあります。

 

ただし、従来の積立とは別の形で購入することになります。

 

積立とは別個に、単体でファンドを購入する形になるでしょう。

 

この場合、ログインしてマイページにアクセスし、販売している商品の中から目ぼしいファンドを見つけて、別個で注文します。

 

申し込み方法は証券会社によって若干異なるので、自分が開設している証券会社のホームページで、具体的なやり方を確認してください。

 

ゆうちょの銀行の場合は、引き落とし日の朝方と夜に手続きを行うと言います。

 

日中までに必要な資金を入金しておけば、夜に再引き落としが行われますので、覚えておいてください。

 

中には、投信積立の複数契約している人もいるでしょう。

 

これらの引き落とし日をすべて同日にしている場合、複数の購入金額のトータルを引き落とす形になります。

 

もし総額分のお金が預金口座になかった場合、すべてのファンド購入ができなくなります。

 

この部分もあらかじめ留意しておきましょう。

積立投資は継続されるのか?

もし残高不足によってファンドの購入ができなかった場合、以降の契約はどうなるのかと心配な人もいるでしょう。

 

ほとんどのところでは、引き続き契約が継続されます。

 

ですから、翌月以降口座に決められた金額がきちんと入金されていれば、以前と同じようにファンドの購入は可能です。

 

残高が不足している時点で、即契約解除されるようなことはありません。

 

ただし、資産運用のペースがくるってしまいます。

 

引き落とし日の前営業日までに入金するルールになっている証券会社が多いので、この期日を忘れることのないよう、積立による資産運用を進めていきましょう。